おそらく、多くの人は派手で露出の高い衣装をまとい背中に羽をしょった女性のダンサーを思い浮かべると思います。しかし、サンバパレードの中でそのようなダンサーは数%のほんの一部なのです!!
あの有名な“マ●ケンサンバ”を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。しかし、「う~サンバ!」と言うリズムの掛け声の仕方は“マンボ”のものです!
このページではあまり知られていないサンバの世界をご紹介します。
サンバとは、19世紀の終わりごろ、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにおいて、ブラジルのアフリカ系黒人奴隷たちが持ち込んだ宗教音楽のリズムと、西洋の音楽とその楽器など様々な要素が混ざりあって生まれた音楽です。
サンバが生れ、さらにキリスト教の謝肉祭でパレードをする文化と混ざり、あの有名なリオのカーニバルが生まれました。その規模はどんどん拡大し、19世紀半ばから演出家がパレード構成を考え、様々な衣装が登場し、巨大な山車が登場し、各出場団体が競い合うコンテストへと発展しました。そうです、あのRIO のカーニバルはコンテストだったのです。
サンバといえば“マ●ケンサンバ”・・・ではありません。冒頭でもご紹介しましたが「う~~~○◎△!!」という掛け声は本来マンボのもの、さらに「叩け!ボ~ンゴ!」の“ボンゴ”もサンバでは使用されません。挙げるとすれば、日本で有名な曲の一つである、THE BOOMの「風になりたい」の曲の合間に起用されている音楽がサンバで、特にバツカーダと呼ばれる打楽器のみのスタイルにあたるものです。その、サンバで使用される打楽器をご紹介します。
これらのさまざなな楽器隊をカーニバルでは打楽器のほかに、ギターやカヴァキーニョ(ブラジルのウクレレ)などの弦楽器の伴奏で歌を歌いながら行進をします。毎年、各団体がテーマを設定してそれに合わせた曲を作ります。
私たちウニアンも浅草サンバカーニバルごとにテーマ曲を作るという作曲活動もしているんですよ!
サンバのダンサーといえば露出度の高い衣装を纏い、羽を背負って激しいダンスを繰り広げる姿を思い浮かべる方が多いでしょう。彼女たちを“パシスタ”といいます。それだけがサンバのダンスではありません!パンディロとよばれるブラジルタンバリンを巧みに操り、みなさんに曲芸を披露するのが“マラバリスタ” とよばれるダンサーです。一国の王様と王妃のような衣装をまとい、大きな旗を掲げて優雅に舞うペアダンサーは“メストリ・サラ”と“ポルタ・バンディラ” です。その大きな旗を“バンディラ”とよび、私たちウニアンの象徴の旗なんです。