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*サンバについて
“サンバ”と聞いてまず何が頭に浮かびますか?
おそらく、多くの人は派手で露出の高い衣装をまとい背中に羽をしょった女性のダンサーを思い浮かべると思います。しかし、サンバパレードの中でそのようなダンサーは数%のほんの一部なのです!!
あの有名な“マ●ケンサンバ”を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。しかし、「う〜サンバ!」と言うリズムの掛け声の仕方は“マンボ”のものです!
このページではあまり知られていないサンバの世界をご紹介します。
◎サンバの歴史とRIOのカーニバル
サンバとは、19世紀の終わりごろ、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにおいて、ブラジルのアフリカ系黒人奴隷たちが持ち込んだ宗教音楽のリズムと、西洋の音楽とその楽器など様々な要素が混ざりあって生まれた音楽です。
サンバが生れ、さらにキリスト教の謝肉祭でパレードをする文化と混ざり、あの有名なリオのカーニバルが生まれました。その規模はどんどん拡大し、19世紀半ばから演出家がパレード構成を考え、様々な衣装が登場し、巨大な山車が登場し、各出場団体が競い合うコンテストへと発展しました。そうです、あのRIOのカーニバルはコンテストだったのです。
◎サンバの音楽と楽器
サンバといえば“マ●ケンサンバ”・・・ではありません。冒頭でもご紹介しましたが「う〜〜〜○◎△!!」という掛け声は本来マンボのもの、さらに「叩け!ボ〜ンゴ!」の“ボンゴ”もサンバでは使用されません。挙げるとすれば、日本で有名な曲の一つである、THE BOOMの「風になりたい」の曲の合間に起用されている音楽がサンバで、特にバツカーダと呼ばれる打楽器のみのスタイルにあたるものです。その、サンバで使用される打楽器をご紹介します。
スルド(surdo)・・・サンバの心臓と呼ばれるほど、サンバには欠かすことのできない大太鼓。24インチから16インチまで様々な大きさと音程のものを組み合わせてサンバの根柢のリズムを支えます。
カイシャ・・・スナッピーと呼ばれる響き線がつき、スネアドラムに似た小太鼓。独特のバズ音を出します。スティックを持ち細かく刻むのと、リムショットをうまく使ってアクセントをいれます。
ヘピニキ・・・カイシャよりも高いテンションのチューニングの小太鼓。スティック一本と素手でたたく奏法の組み合わせで様々な音色をだします。ソロの演奏で楽器隊全体に指示を出したりするため、サンバの王様と呼ばれています。
タンボリン・・・小型の片面太鼓。プラスティクでテンションの高いヘッドをプラスティックのスティックでたたくため、カッっと響く高音がでます。楽器本体を回すように手首を返すことで高速の連打が可能になると同時に、アクセントも入れやすいためサンバの花と呼ばれています。
アゴゴ・・・カウベルを2・3個つなげた楽器。西洋音楽でも一般的に使われています。音程差のあるカウベルのコンビネーションで使うことで出すリズムはアフリカのものを彷彿とさせます。
ショカーリオ・・・ジングルを前後にゆらし音を出す楽器。ジングルだけなのにその鋭くキレのあるサウンドはサンバ独特のグルーヴを生み出します。
クィーカ・・・ヘッドの内側に取り付けられた竹の棒をぬれた布でこすって音を出す珍しい楽器。ヘッドと竹の連結部を指でおさえることでテンションを変えてさまざまな音が出せます。動物の鳴き声のような音がなり、この音だけでブラジルを思い起こさせます。
これらのさまざなな楽器隊を
カーニバルでは打楽器のほかに、ギターやカヴァキーニョ(ブラジルのウクレレ)などの弦楽器の伴奏で歌を歌いながら行進をします。毎年、各団体がテーマを設定してそれに合わせた曲を作ります。
私たちウニアンも浅草サンバカーニバルごとにテーマ曲を作るという作曲活動もしているんですよ!
◎サンバのダンス
サンバのダンサーといえば露出度の高い衣装を纏い、羽を背負って激しいダンスを繰り広げる姿を思い浮かべる方が多いでしょう。彼女たちを“パシスタ”といいます。それだけがサンバのダンスではありません!パンディロとよばれるブラジルタンバリンを巧みに操り、みなさんに曲芸を披露するのが“マラバリスタ”とよばれるダンサーです。一国の王様と王妃のような衣装をまとい、大きな旗を掲げて優雅に舞うペアダンサーは“メストリ・サラ”と“ポルタ・バンディラ”です。その大きな旗を“バンディラ”とよび、私たちウニアンの象徴の旗なんです。
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